すごく久しぶりの記事のような気がしますが、実際に約2ヶ月ぶりという事で、お久しぶりですという感じ。
年明けから身の周りで色々とありまして、同僚がガンになって入院したり、 オカンがスマートフォンを買ったり、シルバニア買いすぎ症候群になったり‥‥
別にそれらがブログを書かない理由にもならないし、だからどうなの、って感じなんですがね。
さて今回は、意外と記事にしていない「タウンシリーズ」から「街の音楽会セット −チェロ−」を取り上げます。
タウンシリーズの先鋒役
そもそも「タウンシリーズ」はどう言ったものなのか、というところから始めます。
かつて「アーバンシリーズ」という、今から30年ほど前にシリーズ化された「街」の仲間達があったんですが、今回はその新規リメイクとも言える「街」シリーズのリバイバル。
当時の「街」と違って、ファッショナブルかつ洗練されたヨーロッパ都市をイメージされて作られたのが、本作
そして、 その第1期として商品ラインナップにあげられた内の一つが、この「街の音楽会セット」。都市にある優雅なアーティステックライフを演出する名目でしょうか。
このように、タウンシリーズ特有の淡いグリーンをあしらったパッケージは、高級感と優雅さの演出に一役買ってくれています。通常のシルバニアシリーズとは一線を画す、という意味合いでも、違ったイメージを盛り込みたかったんでしょう。
こちらは海外版。内容物は全く同様ですが「街の音楽会セット」の記載はなし。
セットには、以下のアイテムと人形がセットになっています。
・シルクネコの女の子(音楽会仕様)
・チェロ
・椅子
・楽譜
・弓
・譜面台
シルクネコの女の子と、チェロ演奏を再現できる人揃いのアイテムがはいっています。裏パケの右半分には、同音楽会セットの他の仲間達である「グランドピアノ」と「バイオリン」が。揃えれば、演奏会が開かれるというわけですね。
演奏会仕様の特別版
まず注目すべきは「シルクネコの女の子(音楽会仕様)」という部分。
何が「音楽会仕様」なのかというと、チェロを持つ専用の持ち手が組み込まれているのです。下の絵の様に、左手は上向きでチェロを構え、右手は下向きで弓を保持する、といった具合。ですので、通常のシルクネコの女の子とは腕部の形状に差がある、ということですね。
で、譜面等は紙仕様。自分で折って作ってね、と言うやつなんですが、筆者はどうもこれが苦手。個人で観賞する分には良いかもしれないんですけど、子供が触るとすぐくちゃくちゃになっちゃうんですよね。
バラしてみました。
譜面、チェロ、弓には光沢があって、ちょっと玩具っぽいのが残念でしょうか。
特別仕様のアイテムたち
まず、シルクネコの女の子を見ていきましょう。
最初に述べた通りに、両腕が特別仕様になっているんですが、逆に言えばそれ以外は通常と同じ。ドレスは音楽会仕様というわけで、パープルの生地にアクセサリがあしらわれたもの。右腰には大きなリボンがあって、可愛さと優雅さの共存です。
背部はこうなっていて、ちょっと物寂しいかな。ですが、色合いはすごく綺麗。肩周りはシースルーになっていますね。無駄にセクシー。
こちらがリボン、シースルー、アクセサリ。そして、ドレスのスカート部のフリルも地味に綺麗。シルバーで、隠し高級感ポイントです。タウンシリーズは、今までには無かった「衣服へのこだわり」も見せてくれた部分が大きいですね。これまで以上に着せ替えを前面に打ち出してきています。
両腕の様子がこちら。この形状を再現するには、普通のシルバニア人形ではちと難しいですね。
今までも、森の学校シリーズで音楽会ものがあったけれど、それとは違うポイントです。どちらかというと、シルバニアで何かを持たせるためには、脇に挟むか、アダプタもどきをつけていたんですけど、こういった変更は初めてじゃないかな。
なんだか、このシルクネコの女の子の顔って独特ですよね。
めちゃくちゃ聡明そうってわけでもないけど、なんか間が抜けきっているわけでもない、というか。この辺が妙にキャラ立ちしていて、愛着を感じる。そう言う意味では、タウンシリーズはキャラが出来ている。これはテレビのミニシリーズとの連携もあるのだろうけれど、イメージ戦略の勝ちかな。
だからこそ、国内のタウンシリーズ縮小という方向性はちょっと考えられない。なんで?
エポック社さん、是非、シリーズ継続でお願いします�
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